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The Road To 2057

田村の今がわかるスタイリッシュ&エネルギッシュBLOG

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オリンピック開催に手を挙げる都市はだんだん減っていくのかな〜?

第63回 平成29年(2017年)2月21日(火)

(昨日の続き)先週の金曜日、ロイター通信は、2024年のオリンピック・パラリンピック大会の開催に立候補しているブダペスト市が、招致レースから撤退する可能性があると伝えました。

 

 反対派市民の署名が26万人以上集まり、国民投票に必要な数を超えたため、もし国民投票が実施された場合、立候補の取り下げを真剣に検討する、とタルローシュ市長が表明したそうです。

 

 大会の開催費用が20年間で大幅に高騰し、2024年大会の招致レースでは、ドイツのハンブルグ、アメリカのボストン、イタリアの首都ローマがすでに撤退。

 

 もし、ブダペストも撤退すると、残るはパリとロサンゼルスだけとなります。パリは、1924年以来、100年ぶりの開催で最有力と言われています。

 

 でも、もはやオリンピックは、経済大国の首都クラスの都市しか開催できない感じになっています。ハンブルグやボストンのように、経済大国ですら3番手、4番手の都市では開催できる余力がない、ということなんでしょうね〜。

 

 日本でも、過去には名古屋や大阪、福岡が手を挙げたことがありますが、結局2回とも東京の開催になっています。

 

 その東京も、2020年の開催が決まってから、競技場の建設など様々な問題が沸き起こりました。

 

 東京のように、開催経験もあり、財政規模も大きい都市ですら、すったもんだしているので、もしかしたら、ブダペストも東京のゴタゴタを見て、反対の署名が26万も集まったのかも。

 

 でも、考えてみれば、東京は56年ぶりの開催。前回と条件が違うこともありますが、大会運営に関わった人は高齢になったり、亡くなったりしていますし、施設も当初は既存のものを活用する、という触れ込みだった筈なのに、競技場や体育館を新設しなければいけない状況になっています。

 

 2012年のロンドンは64年ぶりの開催、2004年のアテネは98年ぶりの開催、2000年のシドニーは、オーストラリアでは44年ぶり(1956年メルボルン大会)の開催でした。

 

 オリンピック大会が4年に1度の開催で、しかも大陸間で開催が偏らないようにしているので仕方がないですが、開催経験都市での、開催間隔が長すぎるのかな、という気がしています。

 

 前回の開催から何十年も経過していると、前回の経験を活かすのも難しくなるし、施設も老朽化して、結局、新しいものを造り直さないといけません。

 

 もし、今後もオリンピックが決まりきった巨大都市でしか開催できないのならば、いっそのこと、開催都市を5都市ほどに絞って固定して、20年ごとに持ち回りにしたほうがいいのではないか、とすら思います。オリンピックの常打ち化です。

 

 何れにしても、現代のオリンピックは巨大化していて、開催には大きなリスクも伴うイベントになっているなあ、と感じます。