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The Road To 2057

田村の今がわかるスタイリッシュ&エネルギッシュBLOG

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相手の言葉を使って返した方が、好感を持たれますよ〜(^o^)

第49回 平成29年(2017年)2月7日(火)

 東京メトロの駅では、『メトロガイド』という無料新聞が配布されています。

 

 その中で、元・文化放送アナウンサーの小俣雅子さんが「おしゃべりがとまらない!」というコラムを連載されています。

 

 で、1月号のそのコラムで、飲食店の「いい店・悪い店の見分け方」のようなことを書かれていました。

 

 小俣さんの考えは、お客さんが言った通りの言葉で店員さんが返してくれるのが「いい店」なんだそうです。

 

 具体的には、お客さんが「ごはんでお願いします」と言ったとき、「ごはんをお持ちします」と返してくれる店はいい店、「ライスをお持ちします」と言い換える店は悪い店、というようなことです。

 

 他にも、予約のとき「れい・きゅう・れい(090-)」と言って「ゼロ・きゅう・ゼロ」と返す店は悪い店、「お勘定をお願いします」と言って「お会計はカウンターで承ります」と返す店は悪い店、「お手洗いはどちらですか」と言って「トイレはこちらです」と返す店は悪い店、という具合です。

 

 私はこのコラムを読んで、正直「どうでもいいー」と思いました。そんなこといちいち気にしてたら、日常生活に疲れてしまうだろう、と。

 

 ところが先日、とある飲食店で、小俣さんが挙げられていた例とおんなじ体験をしたんです。

 

 食べ終わって、店員の方に「お勘定お願いします」と言ったら、「お会計ですね」と返されたんです。

 

 店員の方はとても愛想が良く、全く不快感はなかったんですが、小俣さんのコラムを読んでいたからか、確かに心に引っかかってしまいました。「なんで言い換えたんだろう?俺の言い方、間違いだったのかな」って。

 

 そのお店の従業員の間では、もしかしたら「お会計」というのが共通の言い方なのかもしれませんが、それお客さんとは無関係でしょ?

 

 とは言え、ここまで読んでくださった方の中には「でも、どっちも同じ意味なんだから、やっぱりどうでもいいんでは?そんな些細なことにいちいち気にしなくてもいいでしょう」と思われる方もいらっしゃると思います。

 

 でも、私は実際に体験して、「些細なこと」だからこそ大事なんじゃないかと思ったんです。

 

 心理学で「ミラーリング効果」という実験があります。

 

 人間は、好意を寄せている相手の仕草や口調を無意識的に真似する傾向があったり、逆に、自分と同じ様な仕草や口調をする人に対して、無意識的に好意を抱いてしまう傾向があったりする、という研究です。

 

 この効果を利用するなら、相手の言葉に合わせるのがいいに決まってます。どっちも同じ意味だから言い換えたっていいじゃないの、ではなく、言い換えたら相手に不快な思いや恥ずかしい思いをさせる可能性がある、ということなんです。

 

 だから、あえてそんな危険な橋を渡らなくても、「お勘定お願いします」と言われたら「お勘定ですね!」と返した方が絶対に好感を持たれると思うんです。

 

 これは、お店などビジネスシーンだけでなく、日常生活でも使えるテクニックだと思いました。小俣さんは長年言葉を扱うアナウンサーという仕事をされてきただけあって、さすが深いな〜、と感心しました。