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The Road To 2057

田村の今がわかるスタイリッシュ&エネルギッシュBLOG

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トランプ新政権に対する私の感想

第32回 平成29年(2017年)1月21日(土)

 ついに、アメリカのトランプ新政権がスタートしましたね〜。

 

 当選したら、今までの過激な言動はやめて普通になる、という大方の予想を裏切り、最近の彼の言動は、ますます過激さを極めるばかりです(^_^;)

 

 でも、彼の言っている政策を実際に実行に移すのは、相当のパワーが要るし、まだ何もやってない状態で、ああだこうだ批評するのは良くないと思っています。

 

 それに、多くの支持を得て大統領に当選したということは、8年間の民主党政権の政策にも何か問題点があって、そろそろ新しい風を吹き込んで欲しい、というアメリカ国民の願いがあるんだと思ってます。

 

 いずれにしても、オバマさんも言っていたように、民主主義のシステムによって、結局いい方向に軌道修正されるのではないか、と思っています(*^_^*)

 

 ただ、当選後のトランプさんの発言を見ていると、「鎖国するの?」と思えるほど内向きなもの。

 

 ヨーロッパでも、内向きな政策が支持を得ているようですし、グローバル化が進んだ反動なのか、そういうのは世界的な傾向なのかな〜、と思っています。

 

 国内産業(製造業)の空洞化に対する対策は、成熟した先進国の政治家は、みんな苦心している点です。もし、トランプさんが経済のグローバル化の波に抗って、排外的・国内保護的な政策で国内産業の活性化に成功したら、これは大きなモデルケースになると思うので、ちょっと注目したいと思っています。

 

 ただ、世界各国が内向きな経済体制を取ると、当然、国内だけでは資源も市場も限られてしまいます。

 

 そうなったとき、侵略、とまではいかないまでも、さまざまな利権、利得を求めて、外国に戦争を仕掛けることになるのではないか、その流れだけはやめてほしいなあ、と思っています。

 

 あと、トランプさんが当選したあと、アメリカ国内では、いわゆるWASP(白人・アングロサクソン・プロテスタント)の人たちが非WASPの人たちにヘイトスピーチやヘイトクライムを行う事件が増えた、という報道がありました。

 

 でもそれは、トランプさんに感化されたというよりも、もともとそういう思想の持ち主があぶり出てきただけ。

 

 人種差別的な思想の持ち主はどの国にもいて(もちろん日本もです)、そういう人たちは、同人種の相手に対しても攻撃的で周りから疎まれるような人だと思うので、人生のトータルでみたら、損していることの方が多いのではないかと、個人的には思っています。

 

 さて、昨年10月に3回行われた、トランプさんとヒラリーさんのテレビ討論会。具体的な政策論争はほとんどなく、お互いの誹謗中傷合戦に終始し、「史上最低のテレビ討論会」との声もあるほど。

 

 私はすべて見たわけではないのですが、その中で一つ、すごく好きなシーンがありました。

 

 討論会を会場で傍聴していた男性から、「あんたらお互いを罵りあってるだけだけど、お互いのいいところを言ってよ」みたいな質問が上がったんです。

 

 いや〜、ナイスな質問をする人がいるな〜、と思ったのですが、ヒラリーさんは、トランプさんの子供たちが素晴らしいとホメた上で、そういう子供たちを育てたトランプさんがどういう人(つまり、しっかりしたお父さん)であるかわかる、と言いました。

 

 一方のトランプさんはヒラリーさんのことを、彼女はファイターだ、何があっても決して諦めず、自分の信念を貫く、というようなことを言ったんです。

 

 日本人は、なかなか相手のことをホメるのが苦手で、また、人からホメられるのも苦手だと思っています。どちらかというと、相手の欠点、弱点を指摘する方が長けているのではないかと。

 

 でも、それも決して悪いことではなく、人に指摘されて欠点、弱点を克服することもあり、そうやって、日本人は勤勉で正確な高度な工業社会を作ってきたと思っています。

 

 ただ、やっぱり人はホメられると単純に嬉しいし、ホメる方もホメられる方も、お互いのテンションが上がってウイン−ウインの社会が作られていくのではないか、と思っています。

 

 でも、相手をホメるというのは、相手のことを注意深く観察していないとできない芸当。でないと、なんか表面的な、取って付けたようなホメになってしまい、お互いなんとなく気恥ずかしいような、すっきりした気分にならないものだと思います。

 

 トランプさんとヒラリーさんの討論会をみて、とっさの質問でも、的確にお互いの良い点を言えるということは、アメリカ人には普段から一人一人のいい点を見ようという習慣があるのではないか、と思いました。

 

 もしかしたら、そういう雰囲気が、いろいろ独創的なアイデアやコンテンツを生み出す原動力になって、世界経済を牽引しているのかな〜、なんて感想を持ちました。